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  ●最後に  

夫婦の姓は、どのようなかたちが理想なのでしょうか。

このサイトの冒頭でも述べましたが、
いくら婚姻の際の夫婦両者の姓の選択が自由であっても、
改姓しているのはほとんど妻の方というのが現状です。
姓の意義や個人の尊重を考慮すると、 決して男女平等とはいえません。

当サイトを通して訴えてきました
「選択的夫婦別姓制」導入は、「選択」であり
結婚する夫婦すべてに夫婦別姓を
強要するものではありません。

あくまで、夫婦同姓を強要するわけでもなく、
夫婦別姓を強要するわけでもなくという、
原則、姓に対して自由ということです。

明治からの婚姻及び姓の継承による夫婦同姓という
スタイルが当然の中で、夫婦同姓が多数を占めることは変わらないでしょう。
しかし、人の人生スタイルや家族・夫婦のあり方は、
時代に添って変化してくるものですし、また適応という意味を含めて
私たちの周り一人一人の認識を変えていかなければなりません。

しかし夫婦別姓の適用とはいっても、
また子どもの姓の決定時期など明確でない部分も
あるのも事実で、議論が続けられています。

これから将来の明るい男女共同参画社会に向けて、
これまで以上に女性の能力を発揮できる社会環境を整えていく意味でも、
「選択的夫婦別姓」の導入を期待せざるを得ません。